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サントリーニ島おすすめ観光スポット20選!日本からの行き方や旅行情報&ホテルをご紹介

きらめく「エーゲ海」のイメージをそのまま体現したような、紺碧の海と真っ白な家並みが美しい「サントリーニ島」。訪れた者の心に決して忘れなられない景色を残してくれる、特別な旅行先のひとつです。

そんなサントリーニ島に、人生に一度は行ってみたい!と憧れていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、長年ギリシャの個人ツアーを扱ってきた弊社の「サントリーニ島のおすすめスポット」を、写真とともにご紹介していきます。日本からの行き方、ホテルや移動方法などの観光情報もご紹介致しますので、旅行ご検討中の方はもちろん、ご興味がある方、旅行が決定している方にも必見です。

まずは、サントリーニを知る最初の切り口として、その基本情報や治安情報から見ていきましょう!

すぐにおすすめスポットを知りたい方はこちら

 

Contents

基本情報と治安について

最初にギリシャの代表的観光地であるサントリーニ島の驚くべき「歴史」と「伝説」、「言語」、「治安」という視点で解説していきます。また「世界一美しい夕日」と言われるイア地区に触れつつご紹介します。

 

サントリーニ島とイアの歴史

エーゲ海の美しい景色で知られ「三日月」型の島が印象的なサントリーニ島ですが、その成り立ちはなんと紀元前17世紀の「大噴火」により形成されたカルデラによるものです。一説には富士山の100倍もの威力があったというから驚き!

現在の島が形成された後も、断続した火山の影響や噴火の「恐ろしい伝説」としてヨーロッパ中から長く遠ざけられ、近代になるまで歴史の表舞台には現れませんでした。そうして時を経た18世紀になりギリシャの貿易商人達によって商館と集落が築かれ、これが大いに繁栄。この地が現在のイアの街へと発展し、カルデラに沿って素晴らしい断崖の景観が生み出されていきました。

サントリーニ島とイアの歴史

 

火山が生んだアトランティス伝説

ギリシャを旅行する上でのエッセンスにもなる「古代文明」「ギリシャ神話」、そして「伝説」や「哲学」…。ギリシャ史上最も高名な哲学者のひとりプラトンが唱えた海洋の理想郷「アトランティス」の伝説をご存じでしょうか。

1870年フランスの作家ジュール・ヴェルヌがSF小説「海底二万里」で海中に没したアトランティスを描き、近代でも大ブームが巻き起こったこの伝説。実は噴火によって島が半分沈んだという歴史を持つ、サントリーニ島がモデルであるとの説が唱えられています。

また「海底二万里」はウォルト・ディズニーが映画化し、東京ディズニーシーのアトラクションになっていますので、お好きな方はさらに旅行が楽しくなってきそうですね!サントリーニ島は様々な切り口で魅力的な旅行先です。

アトランティス伝説

 

公用語はギリシャ語!観光地は英語でもOK

サントリーニ島の公用語はギリシャ語。挨拶には“Γεια σας/ヤーサス”という言葉が用いられ、「こんにちは」「さようなら」の両方に使えますので、ぜひ覚えて行ってみてください。「ありがとう」は“Ευχαριστώ/エフハリスト”です。

ただ世界中から観光客が訪れるサントリーニ島では、観光スポットをはじめレストラン、ホテル、商店に至るまで英語が堪能な人が非常に多いです。英語でのコミュニケーションが取れる場合は、旅行中に困ることはほとんどありません。

観光地は英語でもOK

 

ひとり旅でも大丈夫!治安は良好

サントリーニ島はやっぱり「島」。ハイシーズンは混雑が見られますが、基本的にはとてものんびり。治安は非常に良いと言え、女性の一人旅でも安心して訪れることができますよ。

とは言えやはり外国ですので、スリや置き引きには十分注意を。多額の現金は持ち歩かず、貴重品は分散するなど、しっかりした管理がおすすめです。弊社では現地に日本語の緊急連絡先がありますので、サポートは万全ですよ。

それでは、早速そんなサントリーニ島の「絶対に訪れたい名所」をこれからご紹介していきます!

 

「イア」と「フィラ」はどっちもおすすめ!絶対に訪れたい観光スポット20選

おすすめスポット20選

ここでは、サントリーニを観光する時に是非訪れておきたいおすすめのスポットを厳選して20個お届けします。多くの人が知るような「鉄板の観光スポット」から、ギリシャの個人ツアー手掛けてきた弊社だからこそ知る、穴場のスポットもご紹介していきますよ!

 

イアの古城と夕日

サントリーニ島イアからの夕日

「世界一美しい」と称賛されるサントリーニ島イアからの夕日。燃えるような太陽が海と空を染め、白い建物がピンク色になるわずかな時間の美しさは、息を飲むほどの感動が。その夕日がもっとも良く見えるスポットとして知られるのが「イアの古城」です。

ただハイシーズンにはサンセットの2時間前にもなるとポジション取りで人がいっぱいに。小さな区画で足場があまり良くないため十分注意が必要です。

余裕をもって夕日を見たい、という方には「カストロ イア レストラン」の予約がおすすめ。お食事をしながらゆったりと絶景を味わえる、特別な経験となりますよ。また「ファナリ ヴィラ」など景色の良いホテルに宿泊するのも良いですね。

 

「ブルードーム」青い屋根の街並み

青いドームのある家並み

サントリーニ島のシンボル的な風景として、もっとも広く知られる景色です。目にした者をとりこにするような、青いドームのある家並み。エーゲ海と空の青さとあわせその濃淡が美しく、外せないおすすめスポットのひとつです。

尚、「3つのドームが連なって見えるスポット」はイアのみですが、ブルードーム自体はサントリーニ島の各地にあります。いずれもフォトジェニックな景観が広がり、素敵ですよ。

 

フィラの繁華街

フィラの繁華街

サントリーニ島の中心地として、レストランやお土産屋が集まるエリアです。散策やショッピングが楽しく、アイスクリームやスイーツ、ファーストフード(ギロピタ)のお店もあるので食べ歩きにもおすすめです!

またアクティブな滞在として、島内の他のエリア、火山、遺跡、ビーチ、ローカルな村などに興味がある方はフィラでの宿泊がおすすめ。路線バスの起点や、船もフィラから出ていますので、様々なシーンで便利です。

 

④ カテドラル(大聖堂)

フィラの繁華街

フィラの中でもひと際存在感を放つ、大きく真っ白な大聖堂です。空と海の青さとのコントラストが美しく、アーチの壁面がまた印象的です。

外観のシンプルさとは打って変わって、中は正教会らしい重厚感のある装飾になっています。自由に入場可能ですので、ぜひ一度見学を。

 

⑤ 3つのベル(カトリック教会)

3つのベル(カトリック教会)

フィラからフィロステファニへの道中にあり、大きなブルーのドームと、3つのベルが目を引く教会。教会の中へは入れませんが、よく知られたフォトスポットでもあり、ここからサンセットを見るのも素敵ですよ。

英語では「Three Bells of Fira」という名称で知られていますが、グーグルマップではなぜか中国語の「藍頂教堂」となっています。

 

フィロステファニと海の歩道

フィロステファニと海の歩道

フィラと合わせて散策がおすすめ。サントリーニ島の街々はカルデラの起伏に沿って建物や道ができていますが、海の見える歩道を歩くのがとても楽しいです。

フィラからフィロステファニへはゆるやかな上り坂で、片道15分ほど。その高低差と湾曲ためどんどん景色が変わっていき、フィロステファニでの開けた風景はまた格別ですよ。

 

⑦ ケーブルカー(ロープウェー)

サントリーニ島のロープウェー

フィラの崖下には「オールドポート」があり、ロープウェーでアクセスが可能です。時間としてはわずかですが、崖の上から見る真っ青な海、その風景を下っていく様子はそれだけでエキサイティング。

「崖」はサントリーニを象徴するような眺めでもありますので、オールドポートで船に乗らずともその景色には訪れる価値ありです!

 

⑧ オールドポート

ツアー用の小型船

フィラのオールドポートは、大型船の接岸はないものの、ハイシーズンは半日~終日ツアー用の小型船で溢れかえり活気があります。ツアープログラムは各社多数あり、その場で集客しているツアーに乗り込んでしまうのも面白いものですよ。船自体も近代的なものばかりでなく、カッコイイ帆船の運行も。

夏季はビーチなど海で泳ぐ時間が設けられているツアーも多いので水着着用の参加がおすすめ。特に人気があるのはサントリーニ火山に上陸するツアーです。

 

⑨ ロバタクシー

ロバタクシー

オールドポートから崖の上のフィラに戻る際は「タクシー」利用がおすすめです。といっても乗るのは車ではなく、「ロバ」。

なんともエコな移動方法ですが、これはサントリーニ島の伝統的な移動手段で、今でも車で入れないような細い道ではロバに乗って移動する姿を目にすることができます。ロバは本当に従順で可愛らしく力持ち。乗りながら応援したくなります。

 

⑩ 火山 「ネア カメニ島」

火山ネアカメニ島

オールドポートの紹介でも記載しましたが、歴史的にも考古学的にも有名なサントリーニの火山口「ネア カメニ島」は、船のツアーでアクセスが可能です。ちなみにこの火山はなんとまだ活火山!このため硫黄の匂いや小さな煙が立つこともあり、温泉の湧くスポットもあります。

どのような行程かは各社少しずつ異なりますので、事前に確認をおすすめします。火山のあとにイアで解散するツアー、また海上からサントリーニの夕日を見ることができるツアーもありますので、そんな選択もロマンティックかもしれませんね。

 

⑪ 崖のホテル

サントリーニの崖と洞窟ホテル

サントリーニ島を象徴する火山と崖、そんな地形を体感できる場所として、あえて観光スポットに含めたいのが「崖のホテル」です。

サントリーニ島には無数のホテルが崖の急斜面に建てられ、海に近い建物ほど低い場所にあり、離れるほど高い場所に位置するという特徴があります。これがサントリーニ島の迷路のような家並みと、段々畑のような独特な景観を生み出しています。

一般的なホテルはそんな崖や海からは離れた内側の立地になってしまいますが、滞在先を「崖のホテル」に選ぶことで、まるで風景画の中に飛び込んだような経験ができますよ!ホテルによってはゴツゴツした天然の岩を利用した「洞窟ホテル」といった造形美があり、塗られた白壁は美しく、もちろん景色も抜群です。お値段はちょっと張りますが、一生の思い出にいかがでしょう。

 

⑫ 「ワイン博物館」

ギリシャのワインは古く5,000年以上前から作られ、サントリーニ島はヨーロッパでも最も古いワイン産地のひとつとされています。そのおいしさに一役買っているのが、実は火山!火山性土壌は有機物が少なく、ミネラルが豊富として、おいしいワインを作るのに適しているそうですよ。

島内にワイナリーはいくつもありますが、迷ったらまずおすすめなのが「ワイン博物館」。日本語の音声ガイドもあり、手軽にワインの歴史が学べ、さらにテイスティングも可能という素晴らしさです。

 

⑬ ワイナリー 「ドメーヌ シガラス」

ワイナリー・ドメーヌシガラス

ギリシャ最高峰。サントリーニ島の固有品種「アシルティコ」は、世界でも希少で価値の高い白ブドウとして知られ、世界中にファンがいます。イアに位置する「ドメーヌ シガラス」は、その醸造の伝統を引き継ぐワイナリーとして、ギリシャの中でもトップクラスの存在感を放っています。

テイスティングには予約が必須で、Webからも手配OK。各ワインはソムリエによって提供され、専属シェフによるお料理とともにテイスティングが進められます。日常では味わえないリッチな体験が可能です。

 

⑭ アクロティリ遺跡

アクロティリ遺跡

冒頭でも紀元前17世紀の「大噴火」に触れましたが、この噴火でサントリーニ島は島半分が沈み、残ったエリアには火山灰が降り注ぎました。この「アクロティリ遺跡」は、その際に埋もれてしまった都市の遺跡です。

そして信じがたいほどの長い年月…3500年の時を超え、1960年代に発掘が開始。驚くほど高度な文明として知られる、数少ない「ミノア文明」の遺構が現世に現れました。

火山灰に覆われていたため保存状態が良いとされ、特筆すべきはフレスコ画の美しさ。出土品はフィラとアテネの考古学博物館に収蔵されていますので、お好きな方はぜひ見学を。

 

⑮ ティラ遺跡

日本人の旅行客にはあまり知られていませんが、欧米人からは人気のあるスポット。フィラからバスで直行のあるペリッサやカマリからアクセス可能で、「メサヴォーノ山」の頂上に位置する遺跡です。

この山を登るハイキング(登り片道1時間前後)と遺跡、そこから一望できるサントリーニ島の眺望の素晴らしさが人気を集めています。ペリッサやカマリでは海水浴もでき、アクティブな1日にぴったりです!

 

⑯ フィラ新先史期博物館

フィラ新先史期博物館

火山で埋もれてしまった「アクロティリ遺跡」からの出土品をメインに展示する博物館。アクロティリ以前の、かなり古い時代からの発掘物もあり、考古的価値が極めて高い品を収蔵する博物館でもあります。

見どころは壁画・モザイク画で、数千年の時を超えて尚鮮やかな色彩に驚愕します。また壺など日用品も多く展示されており、描かれる「魚」「タコ」「イルカ」など躍動感のある生き物の姿が、どこかコミカルで可愛らしいです。古代人の生活を身近に感じさせてくれますよ!

 

⑰ レッドビーチ

レッドビーチ

サントリーニ島には「さらさらの砂のビーチ」はありません。その代わりビーチはとてもユニークなので、時間がある方にはおすすめです。

「レッドビーチ」は、サントリーニ島の噴火で生じた溶岩(火山岩)からなり、その赤い岩と砂浜のビーチはとても特徴的。赤いビーチと透き通ったブルーの海のコントラストが素敵なフォトジェニックサイトです!ただ崖はとても切り立っていますので、急な落石には注意しましょう。

 

⑱ ブラックビーチ(カマリ&ペリッサ)

カマリとペリッサ

一方「ブラックビーチ」は、ペリッサ&カマリにある火山灰を含んだ独特な黒砂のビーチを指します。特に「ブラック」と強調されるのはペリッサビーチの方で、黒いビーチは魅力的。レストランやバーも充実していてゆっくり楽しめます。

またペリッサとカマリは隣接しているものの、間に山があって、ビーチ同士は直接行き来ができません(この山の頂上に「ティラ遺跡」がある)。このため2つのビーチの間にはボートが運航しています。

 

⑲ ホワイトビーチ

ホワイトビーチ

そして、石灰岩からなる白い岩壁に囲まれたビーチが、「ホワイトビーチ」と呼ばれています。砂というよりは砂利のビーチですが、雰囲気は◎。ちなみにこの場所は「レッドビーチ」のすぐ西側にありますが、アクセス方法は船のみです。

実は、先に挙げた「ブラックビーチ」~「レッドビーチ」~「ホワイトビーチ」はボートが巡回していますので、気楽に行き来が可能!ビーチへの足というだけではなく、サントリーニ島の特徴的な地形を海側から楽しめるという意味でもとてもおすすめです。

サントリーニ島の環境・文化は火山とともにあり、それはビーチでもお分かり頂けるかと思います♪尚ボートでの移動の場合、濡れても良い服や水着の用意、貴重品の防水などは念のため対策していくと安心ですよ。

 

⑳ アモウディビーチ

アモウディビーチ

最後は秘密のビーチご紹介です。上記の3つ南側とは逆に、北部イアの方にも1つビーチが存在し、この「アモウディビーチ」はまさに穴場のビーチと言えます。ビーチというよりは岩場に近く、小さなエリアですので足元に注意が必要ですが、透明度は抜群!

そしてこのすぐ側には小さなベイエリアとレストランが数件ありますが、これがどこも安くておいしいと評判!特にイアにお泊りの場合はおすすめです。

 

以上、サントリーニ島のおすすめスポットを20個ご紹介しました!ご旅行の参考にしていただけると幸いです。

弊社スペースワールドでは、上記のようなおすすめスポットをお客様の希望に沿った形で回れるよう、オリジナルツアーを提供しています。下記からサントリーニ島を始めとしたギリシャのツアー情報について詳細に解説していますので、旅行をご検討の方は是非あわせてご覧ください。

 

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続いてはサントリーニ島のホテル情報をご紹介させて頂きます♪

 

サントリーニ島立地問題!高級ホテルはイアとフィラどっちが人気?

具体的なホテルのご紹介の前に必要な情報として、「サントリーニ島に行こう!」と調べていくうちに判明していくのが、島内の「立地問題」ではないでしょうか。ここではホテルを選ぶ際に迷ってしまう立地選出のヒントに、サントリーニ島の立地の特徴をご紹介します。

夕日の名所!イア

すでにご紹介の「夕日」の名所、イア。崖に面した独特の地形に、白壁の美しい高級ホテルが立ち並ぶ素晴らしいエリアです。ロマンティックな景観で、朝から夜まで変わりゆく風景を楽しむことができ、最高級のホテルで日常と異なる一生の思い出となる体験をしたい、という場合にはやはりイアがおすすめ!

ただ、シーズン中(夏季)は世界中から人が訪れますので、お値段が高騰し、時価というケースもあります。イア全体でお得な宿はほとんどありませんし、あってもアパートメント形態・良い景色は望めないという条件が多いので注意が必要です。

島の繁華街!フィラ

サントリーニ島の中の繁華街です。レストランが軒を連ね、ショッピングにもおすすめのエリアであるため、やはり宿泊にも便利です。さらにレッドビーチやアクロティリ遺跡まで足を延ばしたいといった場合もバス1本ですし、オールドポートから火山へ行くといったアクティビティにも気軽に参加できる点が魅力。

フィラにも崖に面した高級ホテルは多数あります。5つ星はあまりなく4つ星クラスが主となりますが、景色はとても良いので、利便性も良いながら素敵な滞在が実現可能。

穴場!フィロステファニ

フィラより北に徒歩15分。フィラ全体よりも少し高い位置にあるイメージで、景色の良いホテルが多いフィロステファニのエリアです。カルデラビューを堪能でき、フィラまで歩いて行けるためお買い物・食事に困らないにもかかわらず、周辺の夜間はとても静かです。大人向けのリラックスした滞在に人気。

それでいてイアやフィラよりもホテルはリーズナブルなことが多いので、とてもおすすめのフィロステファニです!また空室が残っている可能性も他より高いので、間際の旅行にはぜひ選択肢にしてほしいエリア。

景色が迫力!イメロヴィグリ

フィロステファニよりさらに北に15分。繁華街からは距離があるのでその点で不便な場合はありますが、やはり静かでロマンティックな雰囲気をより強めてくれる立地と言えます。その分他のエリアよりもお部屋が広い傾向にあり、お得に5つ星ホテルに宿泊可能という点でサントリーニ島の穴場。

そして何よりイメロヴィグリは標高があるため景色が抜群!忙しい観光よりゆったり滞在がお好みの方にとてもおすすめです。ちなみに小さなエリアですが人気レストランは何軒かあります♪

おすすめアクティビティ♪サントリーニトレイル

余談ではありますが、上記にご案内のフィラ~フィロステファニ~イメロヴィグリ~イア間は、実は徒歩でハイキングが可能です。所要約3時間~で、海沿いの崖に沿った道をずっと歩くことができます。その風景は感動間違いなし、サントリーニ島おすすめアクティビティですよ!

ちなみにこのエリア間でピークにあたるのが上記ご紹介の通りイメロヴィグリということになります。フィラ標高200~260m、フィロステファニ標高260~300m、イメロヴィグリ標高350~390m、イア標高130mほど。

高さが変わり、見える景色が変わり、遠目に崖にそびえるイア、見下ろす火山、海と教会、家々の様子は、アクティビティの間も退屈しないどころか一瞬一瞬が見逃せないくらいです!

尚、アップダウンのため足元はスニーカーがおすすめ。また夏は日差し対策必須、午後は海風が強まる場合がありますので羽織るものもお持ちください。

 

ハネムーンにおすすめ!イアの人気最高級ホテル3選+a

おすすめホテル

サントリーニ島における洞窟住居は、切り立った崖をくり抜いた伝統的な様式。岩肌を石灰岩で白く塗り上げ、暑さへの防御と美しさへの追求が同時に実現しています。これらの伝統を生かした洞窟ホテル滞在は、ムード満点の特別な体験となるでしょう!

サントリーニ島に行ったなら絶対イアに泊まりたい!そんな時におすすめの最高級ホテルはこちら!

カティキエス(イア・五つ星)

ホテル カティキエス
サントリーニ島の最高級ホテルの中でも代表格のラグジュアリーホテル・カティキエス。カティキエスを抜いてサントリーニの高級ホテルを語ることは出来ないほどの伝統と信頼感があります。

洞窟ルームの漆喰の壁や調度品は白に統一され、テラスから臨むエーゲ海と空の青さをより一層引き立てます。ウェディングドレスを連想するような純白は、まさに「迷いのない美しさ」。滞在者の心をリフレッシュさせてくれる、特別な旅行におすすめのホテルです。

Tel: +30 22860 72382
https://www.katikies.com/katikieshotelsantorini/

ペリヴォラス(イア・五つ星)


洞窟のオリジナリティを活かした造形が印象的な最高級ホテル・ペリヴォラス。お部屋は優雅な丸みのある曲線で表現され、洞窟のワイルドさに代えてあたたかみと可愛らしさを備えます。カティキエス以上に予約の取りづらい日程もある、超人気ホテル。ロマンティックなムードも満載です!
カルデラビューのテラスからは、昼も夜も夕方も素晴らしいイアの景色を終日ご覧いただけます。

Tel: +30 22860 71308
https://www.perivolas.gr/

アンドロニス ラグジュアリー スイーツ(イア・五つ星)


個性の光る、モダンな雰囲気のあるリゾート・アンドロニス ラグジュアリー スイーツ。「屋外プール」や「屋外ジャグジー(ホットタブ)」が気になる方には、こちらは特におすすめ!すべてのカテゴリーにいずれかの備え付けがありますので、空間にゆとりがあるお部屋ばかりです。
ベッドルームも、バルコニーからの景色にも開放感があり、インテリアにも凝った気持ちの良いホテル。

Tel: +30 21060 18554
https://www.andronis.com/hotels/andronis-luxury-suites/

ファナリ ヴィラス(イア・四つ星)


少し控えめに4★ホテル(と言っても高級ホテルです)を選ぶ場合は、ファナリヴィラがおすすめ。イアのもっとも素晴らしい立地にあるホテルのうちのひとつで、「お部屋からイアの夕日が見える」特別感を思えばその価値は計り知れません!弊社とは長いお付き合いがあり日本人に慣れているスタッフも。
洞窟のお部屋もとてもロマンティックで、ハネムーンにぴったりです。

Tel: +30 22860 71008
https://www.fanarivillas.gr/

イア以外の人気ホテル

アトランティス ホテル (フィラ・四つ星)
ポルト フィラ スイーツ (フィラ・四つ星)
ミル ハウスィズ エレガント スイーツ (フィロステファニ・四つ星)

ご紹介の通りサントリーニ島にはイア以外にもたくさんの素敵なホテルがあります。
尚、アトランティス ホテルは洞窟のお部屋ではありませんが、ツインやシングルの充実したホテルです。実はサントリニー島はカップルでの利用が中心となるため、多くのホテルがベッド1台の「ダブルルーム」のお部屋のみ。ベッドを分けたい方、ご友人同士、子連れ、ファミリー、ひとり旅での滞在には選択に困る場合があり、そんな時おすすめです。
またホテルの隣がパーキングで移動の負担もゼロ、繁華街もすぐそばという好立地!崖の上に位置し景色も抜群、バルコニー付きのお部屋が人気です。

 

いかがでしたでしょうか。

サントリーニ島にはこの他にも数えきれないほどのホテルが存在し、エリアによっても特色がありますので、滞在スタイルによっておすすめも変わってきます。崖に面したホテルは高額ですが、一生の思い出になるほどの美しい景色をご覧になれますので、宿泊する価値はありますよ。

 

以下よりサントリーニ島への実際の行き方を解説していきます!

 

日本からサントリーニ島への行き方

サントリーニ島への行き方

気になるサントリーニ島までの「行き方」や「所要時間」、「島内移動」について注意点を交え解説していきます!

飛行機の所要時間、最短は?安い行き方は?

日本からサントリーニ島への直行便はありません。首都アテネへの直行便もない状況のため、国際線乗り継ぎ地で1回、アテネで1回と、少なくとも2回の乗り継ぎが一般的。

フライトスケジュールにも左右されますが、日本からアテネまでは最も早くて16時間前後、最短で行く場合はターキッシュエアラインズやアエロフロート利用がおすすめです。欧州オランダやドイツ経由で17~18時間、中東ドバイやドーハ経由で19~20時間。

中東経由は時間がかかりますが航空券や燃油料がお得なことが多く、リーズナブルに行きたいという方にはおすすめ!機材の新しさやシートピッチの広さといった快適性からもチョイスする人が多く、昨今の人気路線です。またビジネスクラスもお得に特別な体験が叶いますのでとても人気がありますよ。

飛行機の所要時間

要注意!ギリシャ国内の飛行機と船

アテネ到着後は乗り継ぎが発生します。アテネからサントリーニ島までは飛行機だけでなく、大型フェリーや高速船といった海の移動方法もあります。ただ所要時間はフェリーが約9時間、高速船が約5時間、フライトが約1時間。時間がある方は船旅も素敵ですが、限られた日程の中ではやはり空路がおすすめですよ。

またギリシャという土地柄は秋~春までは天候が変わりやすく、船は波の高さがダイレクトに影響します。悪天候により船が遅延・キャンセルされる事が少なくないので、注意点として考慮する必要があります。

一方飛行機で移動する場合も注意が必要。天候の影響を受けやすいため、アテネ到着からそのままサントリーニ島へ乗り継ぐ場合は、トラブルに備え余裕を持った乗り継ぎ時間を設定しなければなりません。日本からアテネの所要時間に+3~4時間程度が、移動時間の目安になるでしょう。

 

空港からの移動

空港からの移動はタクシーがおすすめ

サントリーニ(ティラ)空港到着時や出発時、大きな荷物がある時には車両での移動がおすすめ。タクシーが一般的ではありますが、ホテルによっては送迎付きの場合もあり、旅行会社の手配ならさらに安心ですので、積極的な利用がおすすめです。

と言うのも、サントリーニ島はその断崖が魅力である一方で、崖に面したホテルへ宿泊する場合、段差や狭路のため「車がホテルの前まで進入できない」というケースが非常に多いです。最寄りのパーキングから数分~十数分とはいえ、大きな荷物を押しながら坂道を歩くとなると、土地勘が無い状況ではとても大変。最初だけでもサポートがあると安心ですよ。

一方でフィラ~イア間など滞在中の島内移動にはバスがおすすめ!立地関係は下の項にもご紹介しますので、参考にしてくださいね。島内を網羅しており、運行スケジュールも一目瞭然。2ユーロ前後でどこでも行ける便利でお得なバスですので、ぜひとも活用してみてください。

Santorini Public Buses (Ktel)
https://www.ktel-santorini.gr/index.php/en/

まとめ ギリシャ旅行を満喫するなら「個人ツアー」で!

個人ツアーがおすすめ

ここまで、サントリーニ島のおすすめスポットやホテルなどを多数紹介してきました。ですが、今回紹介したのはまだまだ一部。サントリーニ島には他にも魅力的なスポットがたくさんあります。

サントリーニ島へ行くには大手旅行会社のパッケージツアーを利用する、また自分でホテルや飛行機を手配するなど様々な方法があります。ですが、パッケージツアーの場合十分な時間がなく全ての行きたいスポットを回りきれないことも…だからと言って、個人ですべてを手配するのはかなり大変。送迎やサポートがないと不安という方も多いかと思います。

そう考えている方のために「スペースワールド」はリーズナブルかつお客様のご希望に沿った個人ツアーを提供しております。

サントリーニ島を自由に堪能したい、でもチケットやホテルの手配、現地ガイドなどは全て任せたいと考えている方は、ぜひスペースワールドにお任せください。スペースワールドのサントリーニ島(ギリシャ)ツアーについては以下のページで詳しく紹介しています。

 

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最後にサントリーニ島旅行によくある質問を一問一答形式で紹介します!ぜひご活用くださいね。

 

サントリーニ島旅行のQ&A!気になる旅費やシーズンについてお答えします

サントリーニ島おすすめの旅行シーズンは?

サントリーニ島は地中海性気候にあたり、夏は雨が少なく、冬は天気が変わりやすく雨が多い、という特徴を持ちます。このため旅行は4~9月が最適です。7~8月は夏のギリシャという風情が素敵ですが混雑しますので、6月や9月もおすすめです。

サントリーニ島 旅行シーズン

旅費の目安は?

いつ旅行するか、どの航空会社を利用するか、どんなホテルに何泊するかで、本当に大きな差が出てくる旅行先ではありますが、まずは「どんな滞在がしたいか」が大切。「ロマンティックな滞在がしたい!」となると、やっぱり夏&崖のホテルがおすすめです。お得な条件でひとり30万円~、ハネムーンでは40~50万円くらいがボリュームゾーンです。

旅費の目安は

もう1都市行くならどこ?

サントリーニ島までの経由地である首都「アテネ」は多くの場合自動的に立ち寄りとなります。パルテノン神殿をはじめとする古代遺跡が現代の街と融合する魅力的な街です。これに加えエーゲ海の船旅なら「ミコノス島」、フォトジェニックな景色なら「ザキントス島」、山の絶景なら「メテオラ」など、特色ある土地が多いので、興味にあわせてのアレンジがおすすめです。

もう1都市行くなら

他の国にも立ち寄りたい!おすすめはトルコ?

定番かつムダがないのは、国際線の乗り継ぎ地で入国する方法です。ギリシャからわずか2時間弱、ターキッシュエアラインズ利用の「トルコ」立ち寄りは特にスムーズ。イスタンブールは素晴らしい古都。また海から砂漠の組み合わせが斬新な「ドバイ」、欧州なら「ロンドン」や「パリ」でのショッピングも。最近は「クロアチア」や「マルタ」という選択も多いですよ。

 

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