テッサロニキの観光スポット22選!世界遺産にも登録される ギリシャ第ニの都市とマケドニア遺跡をご紹介!
ギリシャ第二の都市、テッサロニキ。世界遺産に登録され、サッカーチームや映画祭でも知られる国際的な都市です。整備された賑わいのシーフロントは開放的でモダンな一方、そのすぐ近くにビザンティン時代の遺跡や教会が。現代的な魅力と歴史的建造物の迫力が混ざり合う、面白味のある街です。また周辺にはマケドニアにまつわる遺跡が発掘されており、かのアレクサンダー大王を輩出した土地でもありますよ!
そんなテッサロニキに、一度は行ってみたい!と思われる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、長年ギリシャの個人ツアーを扱ってきた弊社の「テッサロニキのおすすめスポット」を、写真とともにご紹介していきます。日本からの行き方、ホテルや移動方法などの観光情報もご紹介致しますので、旅行ご検討中の方はもちろん、ご興味がある方、旅行が決定している方にも必見です。
まずはテッサロニキを知る最初の切り口として、その基本情報から見ていきましょう!
Contents
- 1 テッサロニキの歴史と基本情報
- 2 遺跡や世界遺産も!おすすめ観光スポット22選
- 2.1 ① ロトンダ
- 2.2 ② アギオス・ディミトリオス聖堂 (聖ディミトリオス教会)
- 2.3 ③ アギア・ソフィア聖堂
- 2.4 ④ パナゲア・ハルケオン聖堂
- 2.5 ⑤ ガレリウスの凱旋門
- 2.6 ⑥ 聖パウロ教会
- 2.7 ⑦ テッサロニキ考古学博物館
- 2.8 ⑧ ビザンティン文化博物館
- 2.9 ⑨ ラダディカ地区
- 2.10 ⑩ アリストテレオス(アリストテレス)広場
- 2.11 ⑪ ホワイトタワー(白の塔)
- 2.12 ⑫ アレクサンドロス(アレキサンダー)大王の像
- 2.13 ⑬ ゾンゴプロスの傘(傘のモニュメント)
- 2.14 ⑭ カパニ(ヴラリ)市場
- 2.15 ⑮ ベゼステニ市場
- 2.16 ⑯ エプタピルジオ要塞
- 2.17 ⑰ トンバ(PAOK) スタジアム
- 2.18 ⑱ ポタモス ビーチ
- 2.19 ⑲ アイガイ/エゲ(ヴェルギナ)の考古遺跡 ピリッポス2世の墓
- 2.20 ⑳ ペラ遺跡
- 2.21 ㉑ピリッポイの古代遺跡
- 2.22 ㉒メテオラ
- 3 市街地も高級ホテルも♪おすすめホテル情報
- 4 まとめ 満喫するなら「個人ツアー」がおすすめ!
- 5 テッサロニキ観光のQ&A! グルメやお土産情報も
テッサロニキの歴史と基本情報
ギリシャの北側は古くからマケドニア地方と呼ばれ、アテネとは異なる魅力を持ちます。まずはそんなテッサロニキの「歴史」、「注目情報」、そして日本からの「行き方」を解説していきます!
マケドニア由来!テッサロニキの語源と「ヒストリエ」
テッサロニキは、マケドニアのピリッポス2世の娘であり、アレクサンドロス(アレクサンダー)大王の異母妹である「テッサロニカ」の名が語源とされます。大王の死後に継承者争いが起こり、侵攻してきたカッサンドロスに強制的に嫁がされることになりますが、彼はテッサロニカの栄誉のためにその名を取って街につけました。これがテッサロニキの興りとなり、マケドニア内でも重要で豊かな都市へと発展していきました。
テッサロニキのヒストリエ(歴史)は、世界でも有数の文明マケドニア、その歴史への入り口です。岩明均さんの漫画「ヒストリエ」の舞台でもありますから、お好きな方にはまさに聖地のようなエリアですね!当時の様子をイメージする手助けにもなりますので、この時代に興味がある方には必読の書。(筆者は寄生獣からの大ファンです!)
かつてはテッサロニキ(サロニカ)王国だった?
テッサロニキの歴史をもうひとつピックアップするとすれば、それは十字軍の黒歴史!テッサロニキは東ローマ(ビザンティン)帝国第二の都市として花開いたものの(最大都市はコンスタンティノポリス)、15世紀にはオスマン帝国に滅ぼされたというのが通説です。
ただ、実は東ローマ帝国はそれより250年ほど前にキリスト教である第4回十字軍に壊滅させられており、この出来事をもって滅亡とみる歴史家もいます(悪名高き遠征ですので気になる方は調べてみてください)。その混乱の中で1204年に建国された「テッサロニキ王国」は実在しましたが、わずか20年という短命の国家でした。
“テッサロニキ国際映画祭“では日本人の受賞も
テッサロニ国際映画祭は毎年11月に開催され、バルカン半島最大、ヨーロッパの中でも歴史ある映画祭として国際的に知られています。2008年に北野武さんが「ゴールデン・アレクサンダー名誉賞」を受賞。比較的最近の2016年には、日本映画「種をまく人」の竹内洋介さんが最優秀監督賞、竹中涼乃さんが最年少で最優秀主演女優賞を受賞したことで話題になりました。
ちなみに2021年に映画祭で3冠を勝ち取った「テーラー(人生の仕立て屋)」は日本でも公開されました!この作品は舞台がアテネであり、ギリシャの雰囲気がよく伝わりますので、興味がある方はぜひご覧ください。
サッカーで注目!香川選手が在籍したチーム
テッサロニキに本拠地を置くサッカーチーム「PAOKテッサロニキ」。2021年に香川選手が在籍したことで知名度がアップしました。ギリシャ人にとってサッカーは熱狂そのもので、応援も批判も苛烈だそう。残念ながら香川選手はあまり調子も良くなかったためか契約解除となってしまいましたが、新天地で頑張ってほしいですね!PAOKのオフィシャルストアは郊外ですが、支店の「PAOK FC City Store」が街の中心にあり、グッズが購入可能です。
日本からの行き方、空港からのアクセスは?
日本からテッサロニキへの直行便はありません。首都アテネへの直行便もない状況のため、国際線乗り継ぎ地で1回、アテネで1回と、少なくとも2回の乗り継ぎが一般的。ただし毎日ではありませんがターキッシュエアラインズの場合はイスタンブールからテッサロニキへの直行があり、この路線が最短、16時間前後です。欧州経由にもテッサロニキまでの路線はありますが本数は少ないです。
お得に行く場合は、ドバイやドーハなど中東経由で19~20時間、アテネ乗り換え後プラス1時間のフライト。中東経由は時間がかかりますがリーズナブルな旅行におすすめ。機材の新しさやシートの広さといった快適性からも選択する人は多く、昨今の人気路線ですよ。
テッサロニキ空港から市街地へは車で20~30分程度の距離です。荷物が多い場合はタクシー利用がスムーズ。多少時間はかかりますがお得に行く場合は空港~駅(市街地)をつなぐバスが頻繁に走っていますのでおすすめです。
それでは、ここからテッサロニキのおすすめ観光スポットをご紹介していきます!
遺跡や世界遺産も!おすすめ観光スポット22選
もともとギリシャの北側は、アドリア海とトラキア地方(現イスタンブール辺り)をつなぐ地理的に重要なエリア。ローマ時代には「エグナティア街道」として整備されたエリアでもあります。現在もギリシャ第二の都市として重要視されているテッサロニキはそのルート上にあり、これまでに2度、栄華を極めた需要な土地として歴史の舞台に名を馳せました。
1回目はかのアレクサンダー大王を輩出し、世界を席巻したマケドニア王国として。2回目は東ローマ帝国(ビザンティン)の大都市として。これらに関する遺跡が現在世界遺産になっています。
ここでは、そんなテッサロニキと周辺エリアのおすすめ観光スポットを22個お届けします。ギリシャの個人ツアー手掛けてきた弊社だからこそ知る広域エリアをご紹介していきますよ!
① ロトンダ
「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」として世界遺産登録されている建造物は計15か所。ここではそのうちの代表的なものを以下4つご紹介します。
【世界遺産】ロトンダは世界遺産指定の建物の中でもっとも古く4世紀のもの。当時のローマ皇帝ガレリウスの霊廟となることを意図して建設されましたが、実際には使われず、後に教会として改装され、これがテッサロニキ最古の教会となります。オスマン帝国に征服された後はモスクとして使用されミナレット(塔)が建設、現在ではモニュメントとなっています。
「ロトンダ」は固有名詞ではなく、円形の建物という意味。強固な造りで、壁の厚さが6m以上も!これまで度々起きた地震にも耐え、歴史を今に伝える存在です。
② アギオス・ディミトリオス聖堂 (聖ディミトリオス教会)
【世界遺産】創建は5世紀。ですがそれ以後何度も焼失と再建を繰り返し、近世20世紀にも火災にあっています。現在の姿は可能な限りもとの建材を利用して再建されました。ギリシャ国内でもっとも大きな正教会聖堂。
聖ディミトリオスが生きた時代は、キリスト教を国教とする前のローマ帝国支配下。このために彼は古い公衆浴場があった場所に投獄され、激しい拷問の末亡くなりました。この教会の見どころは、聖堂内のモザイク画と、地下の浴場跡。聖ディミトリオスの亡くなった場所にそのまま教会が建てられています。ちょっと怖いですが、一見の価値ありですよ。
③ アギア・ソフィア聖堂
【世界遺産】「聖なる叡智」を意味する8世紀頃の聖堂。コンスタンティノポリス(現イスタンブール)の「アヤソフィア」も同じ意味で、東ローマ帝国の遺構です。
この聖堂が建てられたとされる時期、東ローマ帝国はイスラム帝国やスラヴ人の侵入により領土が縮小し、国力が大幅に低下。「暗黒時代」とも表現される期間に建てられた、世界でも数少ない(ギリシャでただひとつの)教会堂です。
④ パナゲア・ハルケオン聖堂
【世界遺産】「銅細工師の聖母」を意味する11世紀の聖堂。この名称は伝統的に銅細工の職人が多くいたエリアということに起因しますが、地元でのニックネームは「赤い教会」。レンガで出来た色合いからの愛称で、独特なアーチの多い構成と相まって、可愛らしい雰囲気の教会ですよ。
⑤ ガレリウスの凱旋門
街中に突如現れる存在感のある凱旋門。この門はローマ皇帝ガレリウスのペルシャ帝国に対する勝利を祝うレリーフが刻まれています。1700年前の彫刻がとても鮮明に残っており、
4世紀当時には街の中心的な存在、皇帝の権威を示すものでした。この凱旋門とロトンダは装飾された道路でつながり、連続した建物のような構成でした。
⑥ 聖パウロ教会
丘の上にある近代的なギリシャ正教の教会です。教会を含めた丘からの眺望が美しく、テッサロニキを代表する近年人気のフォトスポット。ディテールに凝った教会の外観は可愛らしくも、内部は荘厳な雰囲気です。市内中心から少々距離があり、夜は暗くなってしまいますので、昼間に散歩がてら訪れるのがおすすめです。
⑦ テッサロニキ考古学博物館
古代ギリシャ、マケドニアゆかりの出土品を多く収蔵しています。下記でも紹介します「ペラ遺跡」「ヴェルギナ遺跡」での発掘物も並びますので、遺跡とあわせて訪れるとより理解が深まりますよ。古代におけるギリシャがいかに発展していたかが実感できる博物館。
⑧ ビザンティン文化博物館
上記古学博物館の古代の出土品に対し、こちらは紀元4世紀頃からのビザンティン様式の品が展示のメインになります。1000年以上続いた帝国、その興亡や文化を物語る出土品!歴史的に重要な博物館です。上記の考古学博物館と隣り合っており、共通チケットあり◎
⑨ ラダディカ地区
地中海料理を味わうならこのエリアへ!小さな区画ではありますが、港町テッサロニキを象徴するような活気のあるエリア。路地を占領するように並ぶテラス席、南欧らしい風景に気分が盛り上がります。フォトジェニックで、散策だけでも楽しいですよ。
⑩ アリストテレオス(アリストテレス)広場
ラダディカ地区を少し南下すると視界が開け、海が臨めます。そのすぐそばに位置するアリストテレオス広場は、開放感が気持ちよく、それでいて建物に迫力のある空間。地元の人も休憩や散歩によく訪れます。その名は哲学者であり、アレクサンドロス大王の家庭教師でもあったアリストテレスに由来。
アリストテレスは言語により名称の揺らぎがあり、アリストテレオスはギリシャ語表記からの読み。また英語ではアリストテレスと言っても通じず、アリスタートゥルという感じの発音になります。ちなみに同市にはアリストテレス大学という大学もあり、ギリシャ最大の大学のひとつとのこと。最強のネーミングですね!
⑪ ホワイトタワー(白の塔)
アリストテレオス広場から海沿いを徒歩10分強、テッサロニキのランドマーク的存在がホワイトタワーです。ローマ時代に建てられた塔を、オスマン帝国時代に砦として改築。その後、駐屯地、刑務所として使用され、犠牲者の多さから「血の塔」「赤の塔」と呼ばれるように…。
そんな歴史を洗い流すように、ギリシャ領になった際には改築され、「白の塔」ホワイトタワーと呼ばれるようになりました。現在は博物館となっており、1~3階までテーマごとの展示があります。屋上からの眺望も素敵ですよ。
⑫ アレクサンドロス(アレキサンダー)大王の像
ホワイトタワーからさらに海沿いを歩いて5分、シーフロントにアレクサンドロス大王の騎馬像があり、これがとってもカッコいい!海と空を背景にコントラストが映えて、フォトジェニックなおすすめスポットです。漫画「ヒストリエ」のアレクサンドロスと激似です。
⑬ ゾンゴプロスの傘(傘のモニュメント)
アレクサンドロス大王の像からさらに3分、フォトジェニックポイントとして傘のモニュメントが人気を集めています。傘は色付きではなく透明なため、空が透けて見え、時間帯や天候によって様々な表情を見せてくれます。正面からだけでなく、下からのアングルも素敵。
⑭ カパニ(ヴラリ)市場
お肉や魚、野菜などの幅広い食材が扱われ、市民の台所として賑わう市場。新鮮なオリーブやチーズなどをお試しで買ってみるなど、観光客にもおすすめ。見慣れないご当地の食材やお菓子を買ってみてもいいですね。名前の通り、ヴラリ(ぶらり)と散策してみると気に入る物が見つかるかもしれません!
⑮ ベゼステニ市場
カパニ市場に隣接するオスマン時代のマーケット。6つのドームを持つ石積みの構造で、伝統的な市場です。「ベズ」は布を意味するペルシャ語に由来し、「布売りのバザール」の意。内部と路面店とありかつては100店舗以上が入っていたとのこと!現在でもいくつかのお店が入っており、500年前の姿を思い描かせてくれます。
⑯ エプタピルジオ要塞
現在よりも狭い、オスマン帝国時代のテッサロニキの区画、その東北の端に建てられた要塞。ただしその基になった一部の城壁はローマ時代からあったものとされ、堅牢な雰囲気です。海側から北へ少しずつ坂になり、要塞は小高い丘に建っています。テッサロニキの風景が一望できる素敵な穴場的スポット。
⑰ トンバ(PAOK) スタジアム
テッサロニキを本拠地とするサッカーチーム「PAOKテッサロニキ」、その所有するスタジアムです。兎にも角にも熱狂的なファンが集まることで有名。その激しさは他では見られないほどと言われています。お好きな方は試合を観戦しに行かれても良いですね!
⑱ ポタモス ビーチ
テッサロニキの街中では海で泳げるエリアはありません。それでもせっかくのエーゲ海、近郊のビーチで過ごしたいという方にはおすすめです。テッサロニキからは車で45分程度、ファミリー層も多く、気軽に訪れることができる開放的な雰囲気。透明度は高くきれいで、良いビーチです。
⑲ アイガイ/エゲ(ヴェルギナ)の考古遺跡 ピリッポス2世の墓
【世界遺産】テッサロニキより西へ車で1時間。マケドニア王国の首都であったアイガイ(ギリシャ語ではエゲと発音・ヴェルギナは現代の町の名前)遺跡が世界遺産になっています。紀元前5世紀初頭よりマケドニアの拠点とされ拡大、5世紀終わりにはギリシャ全土から宮廷芸術家、詩人、哲学者を招くほどの力をつけました。
紀元前5~4世紀には新しい都ペラに遷都しますが、神聖な都市・王宮や王家の墓としての機能は失われず、アレクサンドロス大王の父ピリッポス2世はこの地で亡くなり埋葬されました。その後マケドニアはローマに敗れ、次第に忘れられた存在となりますが、20世紀になり数基の墳墓を発掘。このうちひとつがピリッポス2世のものであると考えられています。
ピリッポス2世(フィリッポス2世)は非常に優れた才能を持ち、軍事改革を進めギリシャを制覇、アリストテレスを招き、マケドニア王国の地盤を固めた人物。この父あってのアレクサンドロスです。漫画「ヒストリエ」は主人公エウメネスを通して彼のカッコよさが伝わる作品ですよ!
⑳ ペラ遺跡
ペラは上記アイガイより紀元前5世紀末に遷都され、マケドニアの首都になった都市遺跡。テッサロニキから車で1時間弱、アイガイからは北東へ1時間。ピリッポス2世、アレクサンドロス大王の誕生地としても知られています。有名な三大悲劇詩人のひとりエウリピデスが過ごしたとも言われ、当時マケドニアで最大の都市であったと評されています。
現在遺跡として発掘されている場所は、大王の死後にこの地を治めたカッサンドロスが整備したもの(カッサンドロスは大規模なインフラ工事を進め、テッサロニキも名前をつけて発展させました)。現在ではかなり内陸になっていますが、当時は入り江があったそうです。副葬品など多く発掘されています。
㉑ピリッポイの古代遺跡
【世界遺産】上記2つとは別にテッサロニキより東に約2時間。マケドニア、ピリッポス2世により紀元前356年に創建され、鉱山の開発や軍事拠点とする意図から発展した都市。その後ローマ時代に戦争の舞台(紀元前42年フィリッピの戦い)となり、紀元50年頃からキリスト教の使徒パウロが訪れ、後にピリッポイに手紙を出したことで有名です(新約聖書にある「フィリピ/ピリピの信徒への手紙」の宛先)。
その後東ローマ、オスマン帝国を通して要塞化したものの、次第に衰退。19世紀になり発掘され、歴史ある遺構が再び現れました。円形劇場や聖堂なども見つかっており、2022年現在ギリシャの世界遺産の中でもっとも新しく登録された遺産です!
㉒メテオラ
【世界遺産】テッサロニキからは世界遺産メテオラへもアクセス可能!ツアーや鉄道があり、日帰りも可能ですが、1泊以上するのがおすすめのスポットです。ギリシャの山深い内陸、切り立った奇岩に、突如現れる神秘的な景観。階段はハードですが感動すること間違いなしの「天空の修道院」です!
別途コラムもありますのでご興味のある方はご覧くださいね♪
★メテオラのコラムはこちら↓
メテオラは階段がハード!?「天空の修道院」とおすすめルートを紹介!アテネからのアクセスも
以上、テッサロニキと周辺のおすすめスポットを22個ご紹介しました!短い滞在でアクティブにも、長期の日程でリラックスステイも楽しめる街ですので、ご旅行の参考にしていただけると幸いです。
弊社スペースワールドでは、おすすめスポットをお客様の希望に沿った形で回れるよう、オリジナルツアーを提供しています。
テッサロニキは、街中の観光スポットは比較的まとまっていますが、周辺遺跡へスムーズに訪れるのは難しく、計画性が必要です。その点では、旅行中の限られた時間の中ですべてを自身で手配するにはハードルの高いエリアかもしれません。
代理店経由の手配あれば、予めのスケジューリングや滞在時間の相談が可能です。フライトの時間などにも合わせることができますので、安心なだけでなくオリジナリティのあるプランがアレンジ可能。お気軽にご相談下さいね!
下記からはギリシャのツアー情報について詳細に解説していますので、旅行をご検討の方は是非あわせてご覧ください!
続いてはテッサロニキのおすすめのホテルをご紹介していきます。
市街地も高級ホテルも♪おすすめホテル情報
テッサロニキのホテルは、市街地ホテル、海岸エリアのホテルと選択肢があります。テッサロニキの前か後に鉄道を利用される場合は駅に近いホテルも便利ですよ!
カプシス ホテル テッサロニキ ★4
リーズナブルな4つ星ホテルで、使い勝手は抜群です◎街中なのでお部屋は少々コンパクトですが、モダンな雰囲気。お部屋はカテゴリーが多いのでアップグレードも可能です。観光はもちろん駅からもとても近く、アテネやメテオラへ鉄道で向かう場合は特におすすめ。
Address:16 Monastiriou Str. 546 29, Thessaloniki, Greece
Tel: +30 2310 596 800
https://capsishotels.gr/thessaloniki/en/home-capsis-thessaloniki/
エレクトラ パレス テッサロニキ ★5
アテネでも人気の高い「エレクトラグループ」がテッサロニキに展開するホテルです。建物自体も美しく、海に面したロケーション、テラスが素敵。アースカラーのインテリア、ウッディな床と調度品。可愛らしくも落ち着いたお部屋が、安心感のある滞在を演出してくれます。シービュールームへのアップグレードもおすすめですよ。
Address:9 Aristotelous Square, 54624 Thessaloniki, Greece
Tel: +30 2310 294 040
https://www.electrahotels.gr/hotels/electra-palace-thessaloniki/
マケドニア パレス ★5
テッサロニキの高級ホテルの中でも特に人気のあるシーフロントのホテルです。スタイリッシュなお部屋、開放的な雰囲気で気持ちの良い滞在を。アップグレード可、ハネムーンなど特別な旅行にもおすすめしたい素敵なホテル。
Address:2. M. Alexandrou Av, 546 40, Thessaloniki, Greece
Tel: +30 231 089 7197
https://makedoniapalace.com/
テッサロニキにはこの他にも数えきれないほどのホテルが存在し、観光に適した立地重視の選択、ビーチでのラグジュアリーな選択が可能です。滞在スタイルによっておすすめも変わってきますので、ご相談下さい♪
まとめ 満喫するなら「個人ツアー」がおすすめ!
ここまで、テッサロニキのおすすめスポットやホテルなどを多数紹介してきました。ですが、今回紹介したのはまだまだ一部。テッサロニキやその周辺には他にも魅力的なスポットがたくさんあります。
テッサロニキへ行くには大手旅行会社のパッケージツアーを利用する、また自分でホテルや飛行機を手配するなど様々な方法があります。しかしながらパッケージツアーの場合は自分の好きなところへ行けなかったり、待ち時間が長かったりと、満足できないことも…だからと言って、個人ですべてを手配するのはとても大変。送迎やサポートがないと不安という方も多いかと思います。
そう考えている方のために「スペースワールド」はリーズナブルかつお客様のご希望に沿った個人ツアーを提供しております。テッサロニキを自由に堪能したい、でもチケットやホテルの手配、現地ガイドなどは全て任せたいと考えている方は、ぜひスペースワールドにお任せください。スペースワールドのテッサロニキ(ギリシャ)ツアーについては以下のページで詳しく紹介しています。
最後にテッサロニキ旅行によくある質問を一問一答形式で紹介します!ぜひご活用くださいね。
テッサロニキ観光のQ&A! グルメやお土産情報も
英語で旅行できますか?
テッサロニキの公用語はギリシャ語。挨拶には“Γεια σας/ヤーサス”という言葉が用いられ、「こんにちは」「さようなら」の両方に使えます。「ありがとう」は“Ευχαριστώ/エフハリスト”。
ただ世界中から観光客が訪れるテッサロニキでは、観光スポット、レストラン、ホテル等では英語が堪能な人が多いです。英語でコミュニケーションが取れる場合、困ることありません。
夜など治安は?一人旅は大丈夫ですか?
テッサロニキは都会とはいえ開放的な雰囲気で、治安は良いため女性の一人旅でも安心して訪れることができますよ!ただし外国ですので夜遅くの外出、スリや置き引きには十分注意が必要ではあります。貴重品については、分散して所持する、多額の現金は持ち歩かない、といった形での管理が安心。
ちなみに弊社では現地に日本語の緊急連絡先がありますので、お困りの際は連絡可能。
サポートは万全です!
おすすめグルメやお土産は?
テッサロニキは人気レストランの宝庫。「アリストテレオス広場」から北側の「ラダディカ」エリアにかけてたくさんのレストランが並び、賑わいがあります。おすすめはやっぱりエーゲ海の恵み、新鮮なシーフード!色鮮やかなお野菜、種類豊富なチーズも美味しいですよ。
テッサロニキのお土産は、ギリシャ全土と同様、オリーブオイル、ハチミツ、チーズ、ワインなどがメジャー。エキストラバージンオイルはもちろんのこと、風味豊かなハーブ入りオリーブオイルは少しの塩とお肉やお魚を炒めるだけで立派な一品になり、おすすめです。天然のスポンジ、オリーブ石鹸などバスグッズも土産に◎。
カランバカ(メテオラ)やアテネへ鉄道で行けますか?
観光スポットでもご紹介のようにテッサロニキからはメテオラの基点となるカランバカまでは鉄道でアクセスできます(乗り換えはありますが、実はアテネからよりもテッサロニキからの方が近いです)。テッサロニキからの日帰りもできますが、メテオラの後にはアテネまで鉄道で向かえば、旅情たっぷりな「ギリシャ縦断の鉄道旅」がアレンジ可能!
弊社では列車のチケット、メテオラの送迎も手配可能、たいへんおすすめの旅程ですので、ぜひご相談下さいね♪
交通の要衝!イスタンブール、ソフィア、スコピエも
バルカン半島の交差点テッサロニキからは、トルコのイスタンブール、ブルガリアのソフィア、マケドニアのスコピエまでもバス1本でアクセス可能。テッサロニキでギリシャに入国しこれらの国々から出国するオープンジョーの旅もご相談ください(ただし状況は変わりやすくその都度確認を要します)。ただバルカンは山深く、冬季は降雪で通行止めとなる場合があります。