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砂漠や個性的な集落、スター・ウォーズのロケ地も!異世界感が味わえるチュニジア南部の観光スポットを徹底解説

チュニジア南部 観光スポット

街やリゾート、遺跡、砂漠など様々なタイプの見どころがあり、旅のコントラストが楽しめるチュニジア。なかでも砂漠のある南部は、広大な大地を感じ、自然の美しさに魅せられ、異世界感が存分に味わえるエリアです!

「南部」と分かりやすく一括りにしましたが、そこでは砂漠、塩湖、山岳オアシスや先住民の文化など、多様な魅力を楽しむことができます。

当記事では、長年チュニジアの個人ツアーを扱ってきた弊社が、チュニジア南部の魅力を写真とともにお伝えいたします。

主要な観光スポットだけでなく、行き方などの基本情報やホテルの情報もご紹介いたしますので、旅行が決定している方はもちろん、ご検討中の方やちょっと興味がある!という方にも必見です♪

まずは、チュニジア南部にある見どころの基本的な部分からご紹介します。

チュニジア南部は何が見どころ? 観光の基本情報

チュニジア南部の見どころ

ここでは、基本情報としてチュニジア南部にはどんな見どころがあるのか解説していきます。

 

有名映画「スター・ウォーズ」や「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地!

スターウォーズ ロケ地

ファンの間では有名ですが、チュニジアの南部には誰もが知る有名SF映画「スター・ウォーズ」のロケ地があります!

主人公ルーク・スカイウォーカーやアナキンの古郷である「タトゥイーン星」は、チュニジア南部が主なロケ地。実際「タタウィン」という町があり、「タトゥイーン星」という名前もそこからきているのかも!?ルークが育ったラーズ家やアナキンが幼少期を過ごした奴隷居住区、「モス・エスパ」などが観光地として点在しています。

また、1997年のアカデミー賞で9部門を受賞した「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地もあります。これらを目当てに一度は訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

広大なサハラ砂漠でラクダ体験

広大なサハラ砂漠でラクダ体験

チュニジアでは、誰もがイメージする通りの「砂漠」を見ることができます。赤茶色の砂丘、風紋…いつまでも見ていたくなるような、どこまでも続く砂の絶景。

砂漠での体験は、一生忘れられない思い出になること間違いなしです!

先住民ベルベル人の文化に触れる

ベルベル人の文化に触れる

ベルベル人は北アフリカの先住民族です。侵攻してきたアラブ人から身を守るために作られた「穴居住宅」や、要塞化した住宅や集落、もしくは穀物倉庫(ゴルファ)としての機能をもつ「クサール」は、せっかく南部に来たならぜひ見ておきたいところ。ベルベル人の文化に触れることで、チュニジアをより深く知ることができます。

それでは、主要観光スポットをエリアごとにご紹介していきます!

トズール周辺と山岳オアシスのエリア

トズール周辺と山岳オアシス

トズール

トズールの街角

チュニジア南部観光の玄関口となる町です。その歴史は古く、主にサハラ交易の要所として栄えてきました。

町の中心「ハビブ・ブルギバ通り」では、食堂やお土産屋さんが並びます。そこからメディナ(ウルド・エル・ハデフ地区)に入ると市場があり、さらに奥には日干しレンガによる立体的な幾何学模様の装飾が施された街並みが見られます。ぜひ美しいレンガのアートを眺めながら街歩きを♪

トズールの南側のエリアはオアシスになっており、砂漠に生息する動物や爬虫類を見られる動物園もあります。また、中心地から少し離れたところにあるツーリスティック・ゾーンにはホテルが多く集まっています。

 

オング・エル・ジュメル

トズール近郊の砂漠の地オング・エル・ジュメルには、2つのみどころがあります。

モス・エスパのセット

モス・エスパのセット

映画「スター・ウォーズ エピソード1」に登場する、アナキンが奴隷として幼少期を過ごした街であるタトゥイーン星の『Mos Espa(モス・エスパ)』の撮影時のセットが、砂漠の中に残っています。映画の登場シーンが示されたボードも設置されていますよ。

ラクダ岩

ラクダ岩

映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地です。ラクダ岩は上まで登ることができますが、斜面がとても急で滑りやすいので足元は要注意。でも登るとそこから広大な大地を眺めることができるので、体力に余裕があれば頑張る価値はあります!

 

ネフタのラ・コルベイユ

ネフタのラ・コルベイユ

「コルベイユ」はフランス語で花籠。「ネフタの花籠」といわれるラ・コルベイユは、ネフタの町の真ん中のくぼんだ地形にあるオアシスです。まるで花籠の中にオアシスがあるような様子からこのように呼ばれるようになりました。高台から全体を見渡すことができます。

 

ミデス

ミデス

アルジェリアとの国境近く、タメルザ渓谷にある山岳オアシスの一つ。映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地です。荒々しい剝き出しの地層と、うねるような美しい曲線が織りなすダイナミックな絶景となっています。

 

シェビカ

シェビカ

こちらもタメルザ渓谷の山岳オアシス。ここではオアシスをハイキングできます。

起伏のある岩山や階段をかなり登るので、体力や足に自信がない方は要注意(!)。でも、一生懸命登った先には素晴らしい絶景が待っています。

 

グランド・カスカド

グランド・カスカド

グランド・カスカドは「大滝」という意味。これが大滝?と思うかもしれませんが、砂に囲まれたこの地では、これだけの水量があるのは凄いことです。一体どこから流れてくるのでしょうか。

 

塩湖~砂漠エリア

塩湖と砂漠

ショット・エル・ジェリド(塩湖)

ショット・エル・ジェリド(塩湖)

北アフリカ最大の塩湖と言われています。塩湖の間を通る一本道では、天気や時期にもよりますが、ところどころ左右に白い景色を見ることができます。塩を購入できる出店もあります。

また、映画「スター・ウォーズ」の、主人公ルークが育ったラーズ家の地上入り口部分のセットが残っています。

 

ドゥーズ

ドゥーズ

サハラ砂漠の玄関口となる、ナツメヤシのオアシスが広がる町です。かつては砂漠の遊牧民たちが行き交う場所でした。今ではいくつかの部族が定住し、スーク(市場)もある町の形となっています。

また、サクッと砂漠を体験したいのであればドゥーズの砂漠に行くことになります。町の南側に広がるオアシスを超えると、ホテルゾーンがあり、その先が砂漠。次に紹介するクサール・ギレンの砂漠と比べると砂の色は白めです。もちろんラクダに乗ることもできます!

 

クサール・ギレン(砂漠)

クサール・ギレンの砂漠

ドゥーズから南に車で約2時間半弱、オアシスと広大な砂丘が広がります。本格的なサハラ体験をご希望の場合にはこちらがおススメ。どこまでも永遠と続く赤茶色の景色とラクダ達…これぞ砂漠!と思わずにはいられません。

夕暮れ時にラクダに乗って砂漠を行けば、夕日でさらに赤く染まる砂丘にうっとり。まさに非日常を味わうことができます。夜には天気が良ければ星空が美しく、朝にはだんだんと明るくなる砂漠を見ることができます。

 

ベルベル人と穴居住宅とクサール群のエリア

ベルベル人の穴居住宅とクサール群

マトマタ

マトマタの穴居住宅

北アフリカの先住民族であるベルベル人の住まい「穴居住宅」が点在しているエリアです。穴居住宅の構造は、まず地面に穴が掘られており、その穴の側面から横に部屋が掘られています。もともとはアラブ人から身を守るために造られましたが、この構造は夏の日差しをよけ、冬は保温性に優れている為、住居として発展しました。

このあたりには観光用に公開されている穴居住宅がいくつかあり、訪問すると、お茶や窯で焼いた手作りのパンなどを振舞ってくれることも(お礼にチップを渡すのが慣例です)。ベルベル人の文化に直に触れることができます。

 

オテル・シディ・ドリス

オテル・シディ・ドリス

マトマタにあるホテルですが、宿泊よりも映画「スター・ウォーズ」のロケ地として観光客に大人気。主人公ルークが育ったラーズ家の住居の地下部分が、このオテル・シディ・ドリスです。もともとはベルベル人の穴居住宅が改装されてホテルとなりました。

 

メドニン

メドニンの穀物倉庫

メドニンは交通の要所として比較的大きな町ですが、見どころは何と言っても街中に突如あらわれるクサール群。3段重ねのゴルファ(穀物倉庫)は見ごたえ抜群。こちらも「スター・ウォーズ エピソード1」の奴隷居住区(アナキンの故郷)のロケ地です。

 

クサール・ハダダ

クサール・ハダダ

メドニンのクサールと同じく、「スター・ウォーズ エピソード1」の奴隷居住区のロケ地です。アナキンが母親と住んでいる家のシーンで使用されているので、ファンなら一目見ればピンとくるかもしれませんね。

 

シェニニ

シェニニ

山肌に作られた古い様式のクサール。土色の景色の中に白いモスクがアクセントとなっていて、ごつごつとした岩山のダイナミックなパノラマが広がります。作られたのは11世紀にさかのぼり、現在でも数百人が暮らしています。

 

では、続いてはホテル情報をご紹介していきます。

 

ホテル情報

ホテル情報

チュニジア、特に南部では、都市部にあるような高級ホテルやモダンなホテルはほとんどありません。そもそも、いわゆるホテルというものがほとんどないエリアもあります。ただ、現地に行ってみればそのような状況であるのも納得できる環境でもあり、そこも含めてチュニジア南部の貴重な体験となることと思います。

それでも、できるだけ快適に、かつ効率よく周遊していただくために、弊社が南部のツアーでよく使用するホテルをいくつかご紹介いたします。

 

クサール・ルージュ(トズール) ★★★★

クサール・ルージュ

トズールのツーリスティックエリアにある4つ星ホテル。広々としたロビーは優雅さがあり、客室も清潔で快適にお過ごしいただけます。スパ施設やプールもあるリゾート風のホテルです。

 

ディアール・マトマタ(旧名:ディアール・エル・ベルベル) ★★★★

ディアール・マトマタ

このあたりでは珍しい比較的大型のホテル。外観はクサール風、内観は穴居住宅風とベルベル風の雰囲気満点です。客室も穴居住宅風ものとそうでないものの2タイプあります。

4つ星ではありますが、設備が古かったり、多少不具合があったりすることも。場所が場所だけにそのあたりは割り切って宿泊しましょう。

 

パンジー・クサール・ギレン(旧名:ヤディスクサール・ギレン)

パンジー・クサール・ギレン

クサール・ギレンの砂漠のオアシスにあるテントホテル。テントの中にはシャワーやトイレ、エアコンがついています。鍵はなく、入口の布についている穴にひもを通すだけだったり、設備に不具合が発生したりすることもありますが、すぐそこは砂漠です。ベースはテントであることを考えると十分快適に過ごせます。

 

まとめ 満喫するなら「個人ツアー」がおすすめ!

ここまで、チュニジア南部のおすすめの主要観光スポットやホテルなどを多数紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

以下のQ&Aに詳しく記載しますが、チュニジア南部の観光スポットを公共交通機関でまわるのはかなりハードルが高いといえます。団体ツアーを利用する方法もありますが、その場合、自分の行きたいスポットすべてを回りきれなかったり、駆け足だったり、逆に待ち時間が発生したりということも。

また、チュニジア南部には今回ご紹介した以外にも魅力的なスポットがまだまだあります。「スター・ウォーズ」のロケ地をできる限り網羅したい!という方や、気になっているスポットだけを厳選してまわりたいという方もいらっしゃると思います。

そう考えている方のために、「スペースワールド」はリーズナブルかつお客様の希望に沿った個人ツアーを提供しております。

チュニジアを自由に堪能したい、でも車の手配やチケット、現地ガイドなどは全て任せたいと考えている方はぜひスペースワールドにお任せください。

スペースワールドのチュニジアツアーについては以下のページで詳しく紹介しています。

 

おすすめツアー

 

最後にチュニジア南部への旅行でよくある質問を一問一答形式で紹介します。ぜひご活用ください!

 

チュニジア南部への旅行Q&A!アクセスや言語など

チュニジア南部Q&A

南部へはどうやって行けばいいの?

まず日本からチュニジアへは、ヨーロッパや中東で乗り継ぎをして首都のチュニスへ。そこから南部へ行く場合、専用車やバス、国内線などでアクセス自体は可能です。

国内線の場合は南部の玄関口の町「トズール」や「ガベス」、「ジェルバ島」の空港を利用すれば、一気に南部エリアへ行くことが可能です。ただ、点在する観光スポットをまわる手段は限られています。

チュニス~南部の比較的大きな町の間や、南部の町の間ではバスが出ていますが、移動時間がかなり長くなったり、本数が少ない路線も多かったりと、旅行者がバスを利用して周遊するのは至難の業です。さらに公共交通機関がなく車のチャーターでしか訪れることができない観光スポットも南部には多数あります。

弊社では、チュニスからケロアンをはじめとする中部の町や遺跡などの観光スポットを回りながら、南部まで「専用車」で周遊するツアーをご提供しています。

広い地域に観光地が点在しているため、南部の観光はどうしても移動が多くなりがち。貴重な時間を無駄もなく効率的に移動でき、車内ではリラックスして快適に過ごせる専用車がおススメです。

 

英語は通じる?

ホテルでは比較的英語が通じるところが多いですが、北部や中部に比べると通じない割合が高くなります。公用語であるアラビア語以外では、フランス語であれば通じやすくなります。そのため、ガイドと一緒に周遊するツアーを利用するのが安心です。

 

北部から南部まで満喫するには何日間必要?

最低でも7日間(現地4泊+機中2泊)は必要です。この場合は片道国内線を利用してスピーディーに砂漠まで行くことができます。南部のスポットを多めに回る場合は8日間、北部や中部の遺跡などもしっかり観光したい場合は9日間あった方が良いでしょう。ゆったりとした行程にしたい場合は10日間やそれ以上のアレンジも可能です。

 

チュニジア南部の食事はどんな感じ?

ツアーでは南部を回っている間の食事はほとんど含まれており、ビュッフェなどの場合もありますが、地域柄お肉の煮込み料理が続くことがあります。日本人からするとちょっと重たかったり、お口に合わないと感じたりする方ももいらっしゃると思いますので、不安に思う方は、万全の体調で旅行するためにも念のため日本から食べ物を少し持参していただくと安心です。

 

ツアーのアレンジ可能?

はい、可能な限りご対応いたします。様々なツアーをご用意しておりますが、オーダーメイドでご提案することも可能です。ご希望の観光スポットや、ホテルの変更・延泊など、お気軽にご相談くださいませ。

 

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