「ピンクシティ」とも呼ばれるモロッコを代表する古都・世界遺産マラケシュ。
夕日を受けてアプリコットのような色に染まる独特な雰囲気に、日が沈む頃にぎわいだす「ジャマ・エル・フナ広場」のメディナの活気が交わう面白みのある都です。

モロッコの起源として栄え、もっとも重要な歴史を有する都フェズ。
美しい青いタイルの「ブー・ジュルード門」をくぐると、そこは世界遺産に登録される「フェズ・エル・バリ」。まるで迷路のような旧市街は、冒険心がそそられます！

通称「ブルーシティ」、青の街として知られるシャフシャウエン。
まるで海の中のように青く染まった町並みは、どのシーンを切り取ってもフォトジェニック。
猫の多い町としても知られ、ファンタジーのような世界を楽しめますよ！

モロッコ・サハラ砂漠から連想する「イメージ通り」のまさしく大砂丘の砂漠です。
自然の風が作りだす風紋（砂紋）、太陽が傾き夕日や朝日が生みだす陰影、どこまでも続く砂丘、静けさと星空。
一生に一度は見たい圧巻の景色が待っています！

世界遺産アイトベンハドゥ。アトラス山脈を越えて「カスバ街道」に位置する集落。
オアシスでもあり、独特な日干し煉瓦の統一感が美しくも、自衛の要塞（カスバ）としての迫力に凄みを感じます。頂上からの景色は開放的で、全体像もよく分かっておすすめです。

国際空港のあるモロッコの玄関口です。モロッコ最大級の「ハッサン2世モスク」が有名。
かつては同名の映画で知られていましたが、最近はオープンな雰囲気のスークやカラフルなメディナなど改めて注目されているスポットも。
宿泊もおすすめです。

商業の街カサブランカに対し、モロッコの首都ラバトには王宮や政治にかかわる施設が多く存在。
一方で世界遺産に登録される「ムハンマド5世の霊廟」はステンドグラスが美しく観光スポットとしても人気を集めています。
「ウダイヤのカスバ」もおすすめ。

ヨーロッパへの船が往来する港町タンジェ。
ジブラルタル海峡の先にスペインが見えることも。旧市街には伝統的なカスバが残ります。
マルコ・ポーロにも引けを取らない偉大な冒険家イブン・バトゥータを輩出した世界への玄関口でもあります。

映画の街として知られており、国内最大級のフィルムスタジオも。「アラビアのロレンス」「ハムナプトラ」「グラディエーター」「007」など世界的に有名な映画のロケ地でもあります！
街にはスークや高級ホテルもあり、砂漠のオアシスといった存在。

ザゴラは小さな砂丘が連なる砂漠への玄関口。
砂漠としての範囲は広くありませんが空気が澄んだ日には素晴らしい星空が観測できるエリアです。
マラケシュから短時間でアクセスできますので、気軽に訪れることでも魅力があります。

ザゴラからさらに足を踏み入れ、南を目指すとマーミド（M’hamid）の砂丘にアクセスすることができます。
テント泊のアレンジができますので、砂漠の夜や朝日を体験するのにおすすめ。
美しい砂丘をゆっくりと満喫できますよ。

モロッコ西部、湾岸の世界遺産エッサウィラ。その起源は古く紀元前のカルタゴ（現チュニジア）と関係があったとされています。
この歴史的な港湾都市がポルトガルの影響を受け、18世紀には本格的に整備。
青い海が輝く港町として発展を遂げました。

「イエローシティ」と称されることもあるアルジャディーダは、規模は小さくもエッサウィラと 同じくポルトガルの影響を受けた世界遺産の港町。16世紀の雰囲気が残る城塞都市は散策の楽しいエリアでもあります。短時間でも満喫でき、立ち寄りにおすすめ！

フェズから西へ1時間、世界遺産にも登録される古都メクネス。
美しいグリーンの門や、緻密なレリーフが印象的な神学校が残ります。またワインがおいしいことで知られ、国内外でも知名度の高いワイナリーが周辺に点在しています。

「ホワイトシティ」の愛称で知られるティトゥアンはタンジェとシャウエンの間に位置する 世界遺産の街。
山の合間に、白い家並みが映えて美しい景観を生み出しています。シャウエンからの日帰りショートトリップもおすすめです。

フェズやメクネスからアクセス可能、世界遺産に登録される古代ローマの遺跡です。
実は北アフリカ現存のローマ遺跡は保存状態が良いことで知られ、ヴォルビリスのモザイク画も一見の価値あり。ハッキリとした色彩やパーツの細やかさまで見て取れます。