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オーストリア 基本情報

オーストリアってどんな国?

国 名

オーストリア共和国

首 都

ウィーン

オーストリアの魅力は、華麗で荘厳な芸術品や文化、緑豊かなアルプスの大自然など、一つの国にたくさんの要素が詰まっているところ。

「日没なき大帝国」と呼ばれたハプスブルク家により長きにわたり支配され、文化や芸術が発展してきました。

その一方で、アルプスの山岳地帯や湖が絵画のように美しい自然の風景を見せてくれます。
感性が磨かれる、芸術の国 オーストリア。

政 体

連邦共和制

通 貨

基本通貨:ユーロ(€)
補助通貨:セント(¢)
1ユーロ=100セント=約130円(2021年08月現在)

ドイツ語読みは「オイロ」と「ツェント」。

硬貨の裏面は国によってデザインが違いますが、EU加盟国のほかの国でも問題なくご利用が可能です。
紙幣:€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5

硬貨:€2、€1、50¢、20¢、10¢、5¢、2¢、1¢

言 語

公用語:ドイツ語

※ホテル、レストラン、航空会社などほとんどの場所で英語が通じます。

時 差

8時間

※サマータイム中(3月最終日曜~10月最終日曜)は7時間です。

気 候

オーストリアは日本と同じように四季がある国です。平均気温は青森から北海道に匹敵します。
日本と比べると年間を通して湿度も降水量も低いです。夏場は気温が上がりますが乾燥しているため過ごし易いでしょう。

1日の気温差が激しいので温度調整の出来る服装を心がけてください。
6月~8月にかけては雷雨に見舞われることがあります。
冬場はとても冷え込みますのでマフラーや手袋などが役立ちます。また、ウィーンなど都市部でも雪が積もることがありますので、滑りにくい靴などの対策も心がけてください。

旅先のお役立ち情報

パスポート

入国の際、パスポートの残存有効期間が3ヶ月+滞在日数以上必要です。

両 替

ユーロは空港でもホテルでも日本円から両替が可能です。但し、レートが良くないので事前に日本から両替されていかれることをお勧めします。小さな町のお土産屋さんは現金のみがほとんどですが、大きな街であればクレジットカードも使えますので、高額な買い物はクレジットで支払われてもよいでしょう。
オーストリアで主流のクレジットカードはVISA、マスターカードです。できれば2種類お持ちになることをお勧めします。また、大きな駅構内や銀行の入り口付近にはATMがあり、国際キャッシュカードやクレジットカードでの引き出しが可能です。

再 両 替

コイン以外は日本で両替可能です。

チ ッ プ

レストランやホテルなどの料金で、サービス料が含まれている場合は、必ずしもチップは必要ありません。ただし、サービスをしてくれた人に対する感謝の意を表す心づけとして渡す習慣があります。額は、特別なことを頼んだ場合や満足度によっても異なりますが、以下の相場を参考に。
【レストラン】店の格にもよりますが、一般には5~10%ぐらいの額を、テーブルでの支払い時にきりのいい金額に切り上げて渡すか、おつりの小銭をテーブルに残します。
【ホテル】ベルボーイやルームサービスを頼んだとき€1程度。 枕銭€1程度。
【タクシー】料金の10%程度。トランクに入れる荷物が多いときはやや多めに。
【トイレ】掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら€0.20~0.50程度。ドアにコインを投入するシステムもあります。

オーストリアの水道水は、ほとんどの地域で飲むことができます。体調が心配な人はミネラルウォーターを利用したほうが安心です。
炭酸入り:mit Kohlensäureまたはprickelnd

微炭酸:mild

炭酸なし:ohne Kohlensäureまたはstille

電 話

日本へダイヤル直通でかける場合
初めに00を回し音が変わったら81(日本の国番号)~相手の電話番号(市外局番からは0をとる)。
日本・海外からオーストリアへかける場合
オーストリアの国番号は43です。そのあと、相手側の電話番号10桁から最初の0をのぞいたものをダイヤルして下さい。
例:お好きな国際電話会社の番号+010(国際認識番号・auは不要)+43+1.23.45.67.89

ト イ レ

ほとんどの公衆トイレでは小銭が必要となります。レストラン等は不要ですが、デパート等で入口に係の人が座って居る場合は、そばの小皿に小銭(金額は決まっていません。€0.20~0.50、€1未満でOK)を置きます。
トイレの入り口や個室のドアについているコイン挿入口に使用料を入れると、中に入れるしくみになっているトイレもあります。この場合は€0.50の場合が多いです。

交 通

オーストリアでは、歩道に設けられた自転車専用道路を横切る際に充分ご注意ください。また、路面電車の走っている道路では、路面電車が優先となりますので横断時の注意が必要です。
地下鉄や路面電車内では、抜き打ちで検札が行われています。チケットを初めて使用するときはチケットに日付スタンプを押す必要がありますが、日付スタンプをチケットに刻印していない場合、チケットを所持していても不正乗車と見なされ罰金の対象となってしまいますのでご注意ください。

治 安

オーストリアはヨーロッパの中でも比較的治安がよい国です。ただし、ウィーンなどの大都市や観光地では、スリ、置き引き、ひったくりといった窃盗被害が発生しています。とくに複数名で行動する場合は、話に夢中になっているところを狙われやすいのでご注意ください。外出する際には必要最少限度のお金を持ち、貴重品・手荷物はなるべく持ち歩かないようにして下さい。パスポート等貴重品はセーフティーボックスにお預け下さい。
万一トラブルに遭遇した場合は、渡せるような多少のお金(3000~5000円相当)をご準備しておき、渡してしまって下さい。変に拒むとかえって危険です。ホテルの部屋の中でも、外出する際にはカメラや貴重品等をテーブルの上に置かず、スーツケースに入れて必ず鍵をお掛け下さい。
また、警官を装った詐欺も報告されています。2~3人で行動し、身分証や財布を提示するよう求められますが、本物の警察官による職務質問の場合、財布の提示を求められることはありません。不審に思った場合は最寄りの警察署か日本大使館で対応する旨を伝え、相手の要求に安易に応じないようにしましょう。

写 真

人物の写真を撮る場合、一言了承を取るのがマナーです。特に女性を写す場合はご注意ください。
美術館や博物館は撮影禁止のところもありますので、必ず確認してから撮影するようにお願いします。
教会内ではミサ中の写真撮影は控えるなどマナーにご協力ください。

ショッピング

お土産で人気のチョコレート、モーツァルト・クーゲルンはスーパーでも購入できます。
一般的なお店は、土曜日は平日より営業時間を短縮し、日曜・祝日は休みとなります。銀行も土日祝日は休みとなりますので、両替・買い物等の予定がありましたら、営業時間を考慮して行動しましょう。
万一両替し忘れても、観光地はクレジットカードが使えるところがほとんどですので心配いりません。ほとんどのお店では定価が表記されておりますので値段交渉の必要などもあまりないでしょう。

電圧とプラグ/インターネット

電圧:230V

周波数:50Hz

プラグ:Cタイプが一般的

日本国内の電化製品はそのままでは使えないものが多く、変圧器が必要です。
★最近の電化製品(携帯の充電器など)は海外対応のものも多く、コンセントに「100V-240V」の記載があれば、プラグを付けるだけで使うことができる場合が多いので、電化製品取扱店等で事前にご確認下さい。

インターネット:空港やホテル等、WIFIを無料で利用できるサービスを実施しているところが多いので便利です。ホテルで利用する場合、ホテルの暗証番号(PIN CODE)を必要とすることが多いのでチェックインの際に確認しましょう。